白亜紀の海の世界へ
世界的なアンモナイトの産出地で
化石の美と魅力に触れる

INTRODUCTION|はじめに
Place|三笠市立博物館 / 魚染めの滝 (幌内層)
Experience|生命と地球の不思議を体感
For someone|車を借りて周るのがおすすめ
化石と地層が語る地球の物語
一億年前の青い海へと誘われて

北海道は世界でも有数なアンモナイト産出地だ。アンモナイトが海を泳いでいたおよそ1億年前、地球は白亜紀と呼ばれる時代だった。白亜紀とは約1億4千5百万から6千6百万年前の地質時代のことを指し、最も多くの恐竜が繁栄していた時代でもある。そう言われてもなかなか実感が沸かないのが正直なところだが、古代の地球を体感できる場所がここ三笠には多く残されている。

訪れたのは「三笠市立博物館」。この博物館では太古の海が作り上げた化石の造形美を楽しむことができる。展示室は白亜紀の海をイメージした青が配されており、北海道で発見されたアンモナイトを中心とした約1000点もの貴重な化石が並んでいる。中には2017年7月に発見されたばかりの新種のアンモナイトも(写真下右)。いわゆる“異常巻アンモナイト”と呼ばれるもので、バネのような形が特徴的だ。

三笠は町を東西に移動するだけで1億年分の地層に触れることができる土地でもある。例えば、幾春別滝(アイヌ語でイクシウンペット:遥かかなたの川)の流路を切り替えた際に、計らずも一夜にしてできた「魚染めの滝」。この滝の周辺は、約4千万年前の海の底に泥が積もった地層(幌内層)でできているそう。

三笠の町を散策していると、まるで化石と地層が語る地球の物語が聞こえてくるようだ。

Information
場所 三笠市立博物館
住所 北海道三笠市幾春別錦町1-212-1
電話 01267-6-7545 
観覧料 一般・450円 / 小中学生・150円 / 小学生未満・無料
開館時間 9:00〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜日
ウェブ http://www.city.mikasa.hokkaido.jp/museum/
アクセス Google map